大手事業所と中小事業所では、基本給や手当といった待遇面に差が生じているのが現状です。
中小事業所では、金銭的な余裕がないため、基本給の設定が低いでしょう。昇給や昇進も少ない傾向にあるため、職員のモチベーションが維持しにくい傾向にあります。対して大手事業所は、金銭的な余裕があることで、基本給を高く設定できます。昇給や昇進以外にも、資格手当やボーナスといった福利厚生のサービスが受けられるというメリットも得られます。新人に対する基本給も高いため、若い職員にとっても働きやすい環境が整っているでしょう。
また、大手事業所では、教育や指導のシステムも充実しています。そのため、新人だけでなく休業していた人が職場復帰したときのサポートも受けられる事業所が多いようです。
介護に関する経験が豊富な人は、大手に転職することで教育や指導を行う役職に就ける可能性も考えられます。そうなれば役職手当が得られるため、前に働いていた職場よりも高い収入が受け取れる可能性もあります。
大手に転職することを目指しているのであれば、高度な技術を持っておくのが効果的です。例えば、認知症ケア専門士という資格を持っていれば、認知症を発症している患者に対して適切な対応を行えるという証明になるため、大手事業所の採用率が上がることでしょう。
注意点としては、指導が厳しい可能性があることです。高い技術力が求められるため、指導を行っているときの口調が厳しくなるケースも考えられます。そのような状況に陥った場合は、事業所内のサポートサービスを利用するのが効果的です。